お祭やイベントなどで何気なく目にしているはっぴやはんてんには、実はさまざまな種類のものがあります。
特に、はっぴやはんてんの袖にはいくつかの形があり、それぞれに呼び名も異なっているので、違いを理解しておきたいですね。そこで今回は、はっぴやはんてんの袖の種類について紹介します。
はっぴ・はんてんの袖の種類1:筒袖
和服というと、袖の部分に袂(たもと)と呼ばれる袋状の部分がついていることがほとんどです。この袂が無く、袖が筒状になっているものを、筒袖といいます。筒袖ははっぴやはんてんの身頃に袖がぐるりと縫いつけられており、動きやすいのが特徴です。
はっぴ・はんてんの袖の種類2:角袖
一般的な着物は、袂の部分に丸みをもたせた作りになっています。しかし角袖のはっぴやはんてんにはこの丸みがなく、袖が角ばった形をしています。
袂が角ばったはっぴやはんてんは、かしこまった印象の着こなしになります。
はっぴ・はんてんの袖の種類3:広袖
袖口を縫わずに開放した状態に仕上げられているものを広袖といいます。はっぴの場合には少し長めの袖が、はんてんには短めの広い袖がついていることがほとんどです。広袖は
サラリと着心地がよく、暑い日でも快適に着られるのが嬉しいですね。
はっぴ・はんてんの袖の種類4:飾り袖
袖がほぼ無いノースリーブスタイルのはっぴやはんてんもあります。肩の上部分のみを覆うはっぴやはんてんは涼しげで華やかなイメージです。飾り袖は太鼓はんてんやよさこいはっぴなど、賑やかなお祭りによく使われます。
飾り袖のはっぴやはんてんは袖を縫いつける手間がないので手作りしやすいという魅力があります。
袖に家紋や柄などを染めつけることもある
時代劇で職人や火消しが着ているはっぴの袖に文字や印が書かれているのを見たことがある方もいることでしょう。はっぴやはんてんの袖には柄などを入れてデザインしたり、家紋や屋号を染めつけたりすることもあります。
家紋を入れて伝統的なスタイルに仕上げたり、自由にイラストを入れてオリジナリティあふれるはんてんを作ったりと、さまざまな活用方法が考えられます。
はっぴやはんてんの袖には色々なスタイルがあるものです。袖の形1つで、はっぴやはんてんを身に着けたときの印象は大きく変わります。はっぴやはんてんを選ぶときには、袖の形にぜひ注目してみてくださいね。
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