オリジナルタオルを作る場合、オリジナリティを出して差別化することが大切になります。オリジナリティはプリント手法などの選び方によって演出することができます。また、文字や数字を入れる場合は、フォントの選び方も重要になります。そこで、日本語フォント、英数字フォント、それぞれの選び方やアレンジされたフォントについてお伝えします。
日本語フォントの選び方
オリジナルタオルの文字としては、日本語を入れるケースも多いでしょう。企業名を入れたりキャッチフレーズを入れたりする場合は、日本語をプリントすることが多くなります。特に、企業イメージを高めたい場合や宣伝効果を高めたい場合は、フォント選びに気を使う必要があります。フォントを選ぶポイントとしては、読みやすいことと目立つことでしょう。HG平成各ゴシック体やHG平成丸ゴシック体などがシンプルで目立ちますのでおすすめです。読みやすさを優先する場合は、DFP極太楷書体などを選んでもいいでしょう。場合によっては、高級感を演出する必要があるケースも考えられます。和風の高級感を出したいケースでは、HGS白州太楷書体などを選ぶのも悪くないでしょう。
英数字フォントの選び方
オリジナルタオルを作る場合には、英数字を入れることもあります。英語表記については、文字の太さが太すぎると読みにくくなる傾向がありますので、スッキリしたフォントを選ぶように心がけるといいでしょう。数字に関しては、一目でわかるフォントを選ぶことがポイントになります。特に、記念日に合わせてタオルを作る場合は、日付がはっきりわかることが重要になる場合があります。サンプルの出来上がりを確認して、読みにくいと感じたら修正できる余地を残すように業者との契約条件を交渉することも大切になります。英語に関しては、シンプルなフォントとしてAdobeGothicかA-OTFアンチックがおすすめです。ソフトな雰囲気を演出したい場合はA-OTFキャピーNなどのフォント、個性を出したい場合はRuachiLETなどを選ぶといいでしょう。数字に関しては見やすさを優先して、英語と同じフォントを選ばずに日本語フォントに合わせる方法も有効です。
アレンジされたフォントも人気!
オリジナルタオルに入れる文字は読みやすさを優先することが基本になりますが、文字自体のデザイン性を高めて目を引くことを狙いたい場合もあるでしょう。そういった場合は、アレンジされた個性的なフォントを選ぶのも選択肢のひとつです。アレンジされたフォントのなかには、人の目を引き付ける効果が期待できるものもあります。ただし、文字と背景のバランスには気をつける必要があるでしょう。背景デザインと文字フォントを別々に選択すると、全体としてのバランスがとれないケースもありえます。サンプルの出来栄えなどでしっかり確認することが大切です。オリジナル書体はさまざまなものが用意されていますので、出来上がりのイメージを伝えて候補を選んでもらうことをおすすめします。しっかりイメージを伝えるためには、オリジナルタオルを作る目的やコンセプトをはっきりとさせておくことがポイントです。
フォントにも手間をかければタオルに特別感が出る
オリジナルタオルはコストをかけて作ることになります。せっかく作るのであれば良いものにしたいと思うものでしょう。良いものにするためには、デザインやプリント手法だけでなく、フォント選びにも気を使う必要があることを忘れないようにすることが重要です。せっかく背景のデザインが良くても、入れた文字のフォント選びに失敗して全体のイメージがコンセプトと離れてしまうことがあります。また、ありふれたタオルになってしまうのも避けたいところです。フォントにも手間をかければ、オリジナリティのあるタオルに仕上がり特別感を出せるようになるはずです。ラブ・ラボでは約20名のデザイナーが在籍しているので、プロの意見を聞いてみるのも手です。フォント選びにも配慮してイメージ通りのオリジナルタオルを作りましょう。
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