香川県といえば、うどんがおいしい場所として全国に知れ渡っています。
県内には、地元の方に限らず、県外からも足を運ぶ方が多くいるという、うどんの名店が数多くあります。
また、香川県はうどん県と呼ばれて親しまれている場所ですが、どうしてうどん県と呼ばれるようになったのでしょうか。
ここでは、香川県がうどん県と呼ばれている理由について見ていきながら、香川県に行ったら外せないうどんの名店をご紹介します。
香川はどうしてうどん県と呼ばれているの?
うどんの原料である小麦粉は、もともと中近東で栽培されていたものです。
古い時代に、中近東で栽培されていた小麦粉は、東西交易を通して中国に伝わり、やがて中国から日本へと伝わりました。
日本で栽培されるようになった小麦粉は、干ばつが多いことで知られる香川を含む瀬戸内地方で、食料のひとつとして大切に扱われるようになり、香川県では良質な小麦が栽培されるようになって現在に至ります。
香川県といえば、日本一讃岐うどんがおいしい場所として知られており、香川県観光協会のサイト内でうどん県への改名が発表されるなど、ユーモラスなキャンペーンでさらに注目を浴びるようになりました。
ちなみに、実際にうどん県に改名されたわけではなく、あくまでも香川県の良さを知ってもらうための愛称のような役割を果たしています。
香川に行ったら外せないうどんの名店を教えて!
● 藁葺き屋根の店の造りが印象的な「わら家」
数あるうどんの名店の中でも、わら家の店舗は独特な造りとなっています。
わら家の店舗は、江戸時代の民家を移築したもので、藁葺き屋根が日本の古き良き時代の風情を漂わせています。
わら家でおすすめのメニューは釜揚げうどんですが、そのほかにも、生醤油うどん・ざるうどん・ぶっかけうどんなどがあります。
だしと薬味だけでシンプルにうどんをいただくメニューは、讃岐うどん本来の味や食感を楽しむことができます。
● 釜玉うどん発祥の人気が高い店「山越うどん」
店の前には長蛇の列ができるほど人気の高い山越うどんは、釜玉うどん発祥の店です。
釜玉うどんとは、釜から上がった熱々のうどんに生卵をかけたもので、その独自の味わいが大きな人気を呼んでいます。
山越うどんは、昭和16年創業当初は卸専門の製麺所でしたが、釜玉うどんが作られるようになってからというもの、そのおいしさが広く知れ渡ると同時に、山越うどんの人気も高まったのです。
店内は、半セルフサービスのスタイルで気軽においしいうどんを楽しむことができます。
● 有形文化財に指定されている屋敷の店「郷屋敷」
郷屋敷は有形文化財に指定されており、屋敷が店舗となっているので、通常のうどん屋とは異なる風情が人気の理由です。
うどんだけではなく、郷土料理やうどん会席など、さまざまなメニューを楽しむことができるのも郷屋敷ならではの特徴です。
うどんをはじめとする、香川県ならではの料理に舌鼓を打ちながら、趣のある室内でゆっくりとした時間を過ごせるところが良いですね。
香川県を訪れたら、観光名所を巡る楽しみがあるのはもちろんのこと、さまざまな種類のうどんを味わうことができるのも大きな魅力です。
日本一うどんが有名な香川県を通して、日本の食文化について思いを馳せてみるのも良いですよ。
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