文化祭で食べ物を扱う際には、何点か気をつけなければならないことがあります。
焼き鳥や焼きそばなどの露店や、カフェなどを開きたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。
ただこの場合、通常の店舗とは違いさまざまな部分で意識しておかなければならないことがあります。
今回は文化祭で食べ物を使う際に気をつけるべきポイントをご紹介します。
なぜ「食べ物」だけ厳しいのか
他のお店を運営する場合は申請1つで承認されることもありますが、「食べ物」を扱うだけで手続きの数は大幅に増えるようになります。
食品を扱うことで、さまざまな申請の提出や健康チェックなどを受ける必要があることを忘れないようにしましょう。
さらに、食べ物を扱うということはその食べ物が正しい形で調理されていなかった場合、人の生命に関わる場合もあります。
文化祭といえども金銭のやり取りが発生している場なので、徹底した管理が必要になるのです。
事前にすること
まずは、食品衛生に対する意識の共有をしていくようにしましょう。
文化祭で食べ物を扱う経験がなかった場合は、食品衛生に関する意識が高くないことが多いので、経験者や顧問にあたる方との意識の共有が必須となります。
また、検便などの健康状態を確認する情報の提示を学校で求められた場合は、早急に提出できるようにしましょう。
というのも、家庭内で調理するのではなく第三者に食品を提供するため、普段以上に注意することが求められます。
扱うべきではない食品
刺身、生卵、生クリームなどの「生もの」は取り扱わないようにしましょう。
加熱調理をすることで使用が認められることもありますが、食中毒などの原因になりかねません。
また、いくら加熱調理をするからといっても、大量に食料を仕入れてしまわないようにしましょう。
保存するスペースが確保出来なかったからといって「冷蔵庫に保管しないでいる」など、独断で保存方法を考えるのは非常に危険です。
校内で冷凍庫や冷蔵庫のスペースは限られているので、事前にスペースを確保してそれに見合った量の食材を用意することを意識しておきましょう。
文化祭当日に気をつけること
文化祭当日は、気持ちが高ぶって衛生管理のことを見落としがちですが、当日だからこそ気をつけなければならない点もあります。
楽しい文化祭にするためにも以下のことを忘れないようにしましょう。
● 体調不良での調理は控える
発熱や下痢、吐き気などの症状があった場合は調理を控えておくべきです。
雑菌が食品に混入することによって、多くの方にその病気がうつってしまいます。
● 定められた場所での調理を
特に野外で調理をしている場合は、調理作業は決められた場所で行うことを徹底しましょう。
土やほこりが舞っている外での調理は衛生的ではありません。
必ず指定された場所で調理を行いましょう。
食品を取り扱い、それを販売する以上、プロの料理人と同じように衛生管理に目を向ける必要があります。
確かに食品の販売は文化祭の目玉の1つですし、企画をするのは楽しいですが、人の健康・命に関わる仕事だということも忘れないことが大切です。
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