アルファベットや洋風の雰囲気でデザインされることが多いTシャツですが、オリジナルTシャツなら家紋や伝統柄を使った和風のTシャツを作ることもできます。
今回は和風のオリジナルTシャツを作る際に取り入れたい、和柄のデザインアイデアについて紹介していきます。
家紋
家紋は元々その家を表す印として使われていたもの。
家紋のデザインは洗練されていて美しいため、最近ではTシャツや雑貨などにデザインとして使われることも増えてきています。
特に戦国武将が利用していた家紋は人気が高く、明智光秀の桔梗をモチーフにした「桔梗紋」や、織田信長の瓜を輪切りにしたような形が特徴的な「木瓜紋」などはデザインとしてよく使われています。
家紋は海外からの評価も高く、和風Tシャツのデザインとしてもピッタリのモチーフではないでしょうか。
また、Tシャツデザインに家紋を使う際には、ワンポイントとして使うとオシャレにまとまりオススメ。
自分の好きな武将の家紋を取り入れても良いですし、自分の家の家紋を探してみるという手もあります。
家紋には花・草・木・鳥・雪・星・道具などさまざまな形をあしらったものが数千・数万種とあるので、Tシャツに使いたいお気に入りの家紋デザインを探してみるのも楽しいですね。
語呂合わせの判じもの文様
市村格子(いちむらごうし)
市村格子は一本縞(いち)と縦の六本縞(む)とで破れ格子を構成し、「ら」の字をあしらって「いちむら」と読ませる判じもの文様です。
Tシャツにデザインする際には繰り返しパターンデザインとして使っても良いですし、一本縞と縦六本縞に「ら」だけのワンポイントとして利用しても面白いでしょう。
菊五郎格子(きくごろうごうし)
菊五郎格子は四本と五本の縞で作られた格子模様の中に「キ」と「呂」の字を交互に入れ、「き(キ)く(4+5=9)ご(5)ろ(呂)」と読ませる文様のこと。
「キ」と「呂」の文字のデザイン対比も面白い文様なので、パターンデザインとしてTシャツに使ってみるのもオススメです。
伝統的な絵文字
鎌輪奴(かまわぬ)
伝統的な絵文字のひとつである「鎌輪奴」は、「鎌」と「輪」の絵と、ひらがなの「ぬ」を使って「かまわぬ」という言葉を表現した絵文字のこと。
歌舞伎役者7代目の市川団十郎が愛用した和柄としても有名です。
Tシャツデザインとして使う際には、「輪」の絵の中に「ぬ」を入れ込み、隣に「鎌」を配置しコンパクトにまとめてロゴのようにして使っても良いですし、背中面に縦一列で大きめにこの絵文字を入れても粋で素敵です。
斧琴菊(よきこときく)
斧琴菊は、「斧(よき)」の絵と「琴(こと)」の草書文字・「菊(きく)」の花の絵を使い、「良きこと聞く」と読ませる絵文字の文様。
推理小説の「犬神家の一族」の中で使われたことでも有名ですね。
当時は「鎌輪奴」文様は男性に好まれ、「斧琴菊」文様は女性から好まれていたようです。
Tシャツデザインとしては、そのまま斧と琴と菊を胸もとなどに配置しても良いですし、斧・琴・菊それぞれの絵や文字をところどころに配置しデザインをしても面白いでしょう。
これら以外にも昔から好まれてきた判じ絵などがあります。
これらは、インパクトがありつつもどこかユニークさが漂います。
カッコ良さにちょっと遊び心を加えたTシャツを作る場合は、これらのデザインを参考にしてはいかがでしょうか。
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