香川には珍しい駅がいくつかあります。
古くから残る木造駅舎や廃墟と化した駅など、電車・駅好きはもちろん、電車や駅に興味がなくても十分に楽しめるでしょう。
今回は香川県にある、行ってみたい特徴的でユニークな駅を3つご紹介します。
メルヘンさが漂う駅舎! 琴電屋島駅
1929年に建てられた琴電屋島駅の古い駅舎は、「近代化産業遺産」にも選ばれています。
昭和モダンな雰囲気を醸し出す木造駅舎の外観は、白とピンクのパステルカラーを基調にしておりメルヘンさが際立っているのが大きな特徴です。
毛筆で書かれた駅名の看板が、三角屋根の間に掲げられています。古き日本と洋風な造りの駅舎が混ざり合って独特な印象を与えてくれます。
待合室の中は外が暗くなると優しい光が灯り、幻想的な空間を味わえますよ。
高松琴平電鉄 志度線
駅所在地:香川県高松市屋島中町字新馬場270-1
まるでSFの世界! 屋島山上駅
屋島山上駅は屋島登山鉄道というケーブルカーの駅舎でしたが、経営悪化に伴い2005年に廃線となりました。屋島山上駅も「近代化産業遺産」に登録されています。
駅行きのバスもないため屋島山上駅を訪れるには、山道を歩くか、車を使うしか行く方法はありません。
屋島山上駅の外観はとても個性的です。古いSF作品に出てくる科学研究所のような佇まいは一見の価値があります。
長年使われていないため駅舎も周辺施設も廃墟となっており、人の気配がなく痕跡だけ残った異様な雰囲気を味わえるでしょう。
駅所在地:香川県高松市屋島東町
営業日数が日本一少ない幻の駅! 津島ノ宮駅
津島ノ宮駅が普通の駅と異なるのは、臨時のときにだけ電車が停車するという点です。
津島ノ宮駅からすぐ近くには、津島神社という神社があります。津島ノ宮駅の利用目的は、この津島神社への参拝のみ。
神社の参拝が目的なら臨時じゃなくてもいいのでは? と思う方もいるでしょう。
実は、毎年8月4日と5日の2日間以外は、津島神社に行くための橋の板がすべて外されており、橋を使って津島神社を参拝することができなくなっています。このため津島ノ宮駅は年2回の臨時営業のみとなり、日本一営業日数が少ない幻の駅と呼ばれているのです。
JR四国 予讃線
駅所在地:香川県三豊市三野町大見
香川にある個性的な駅舎を巡ろう!
香川には、古くなってもその姿をなお残している個性的な駅舎があります。
電車に普段から乗る人も乗らない人も、普通の駅とは一味違う駅の魅力を感じることができるかもしれません。
休日にのんびりと電車に乗って、自分だけのお気に入りの駅舎を見つけるのも良いのではないでしょうか。
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