香川県の玄関口である丸亀市の人気スポットといえば丸亀城が有名です。
そんな丸亀城は、実はある「日本一」で知られるスポットなのです。
いったい何の日本一なのかさっそく探っていきましょう。
丸亀城は何の日本一?
丸亀城は戦国時代の1597年、この地を治めていた大名生駒親正・一正親子によって建てられたお城。
築城400年という歴史を持ち、日本の100名城のひとつにも選ばれています。
そんな丸亀城には複数の「日本一」が存在しているのです。
1.日本一高い石垣
丸亀城の外側を守る石垣は4層に連なっており、その総高は60メートルにも及びます。
ひとつひとつの石垣の高さでは大阪城などに負けてしまいますが、4層の石垣を全て合わせた高さが日本一となっています。
丸亀城にある石垣の4層の巨大な段差は、思わず圧倒されてしまうようなダイナミックさを誇ります。
江戸時代の最高技術を結集して積まれた石垣は、どっしりとした安定感と繊細さを合わせ持っており、訪れる人々を魅了してくれます。
2.日本一小さな天守
日本一高い石垣を持ちながら天守が日本一小さいというのも、丸亀城の大きな特徴。
1660年に建てられたという天守は、四国に存在している天守の中で一番古いことでも知られます。
全国に12件しか残っていない木造の天守のひとつですが、内部は3階建てで意外に広々としています。
3.日本一の深さを誇る二の丸井戸
丸亀城の二の丸に現存する井戸は、深さなんと65メートルという日本一深い井戸として知られます。
丸亀城の石垣が築かれたとき、城主が「この石垣は誰にも登れないだろう」といったところ、石工の羽坂重三郎が「私ならば鉄の棒があれば登れます」とスイスイ登ってしまいました。
これを見た城主は「重三郎が敵に寝返ったら脅威になる」と恐れを抱き、井戸の調査を命じて井戸に埋め殺してしまったといいます。
そんな物悲しい伝説の残る日本一深い井戸も、ぜひ見ておきたいスポットのひとつです。
日本一ポイント以外に丸亀城で見ておきたい場所は?
丸亀城を訪れたら、3つの日本一ポイントをしっかりチェックしておきましょう。
また、太鼓門とも呼ばれる大手一ノ門などは無料公開されており、小さな天守の内部も200円(2017年現在)の入城料で見学することができます。
ほかにも、天守へと至る見返り坂や、讃岐富士が見える高台の月見やぐら跡なども忘れずに見ておくと良いでしょう。
2017年は丸亀城築城420年にあたり、さまざまなイベントも開催されるので要チェック。
魅力的な見どころが点在する丸亀城は、じっくりと時間をかけて見学したいスポットです。
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