いろんな人の想いが通じ合う、そんな部活動を作っていきたい
駒澤大学 吹奏楽部の皆さま
6月中旬、駒澤大学の二子玉川キャンパスで取材をさせていただいたのは、同校・吹奏楽部の皆さま。全日本吹奏楽コンクールで20回の金賞受賞経験を持つ、全国屈指のハイレベル吹奏楽部の練習にお邪魔しました。
どんな活動をするにしても仲の良さが一番大切
--現在の部員数を教えてください。
-現在は33名で活動しています。吹奏楽の経験者が大半ですが初心者の部員もいます。
--入部のきかっけを教えてください。
-体験入部に来た時に、とにかく雰囲気が楽しそうだなと思いました。どんな活動をするにしてもそういう仲の良さが一番大切かなと思って、この部活動を選びました。
-私はもともと大学に入ったら新しいことをやろうと思っていたんですけど、最初に気になっていた部活があまり自分に合わなくて(笑)
吹奏楽部は雰囲気が良かったので、高校の部活とは違う楽器にチャレンジしてみたいなと思って入部を決めました。
みんなが楽しむことが、活力になる
--普段はどのような活動を行っていますか?
-基本的には週に5日間、練習をしています。毎年コンクールに参加したり、学校や地域の方から演奏依頼を頂くことも多いので、イベントに呼んでいただいたりもしています。
僕たちの活動には、大きくわけて2つの活動があります。1つ目は一般的な演奏会のスタイル(座って演奏する)で、もう1つがマーチングです。春・夏・冬と1年に3回ある演奏会で、冬はマーチングが無いのですが、春と夏は両方を披露させていただいています。
--目指すチーム像のようなものはありますか?
-やはり部員が楽しく活動できる組織が一番魅力的かなと思います。部員が楽しんでくれることが、運営する側にとっても一番嬉しいことですし、何よりそれがこれからの自分たちの活動の活力につながるかなと思うので。
--部活内ではどのような役割分担がありますか?
-主将、総務、演奏会企画、渉外、メジャースタッフなど…細かいものまで含めるとたくさんの種類の役職があり、学生で分担して運営しています。
演奏をするだけが部活動ではないので、全員がそれぞれ各役職で管轄の仕事に取組み、運営にも携わっています。
「常に誠実でつつましく、そして情熱をもって」
--部のモットーや心がけていることがあれば教えてください。
-1つが駒澤大学吹奏楽部に代々受け継がれている「常に誠実でつつましく、そして情熱をもって」という部訓です。どんな時でもこの部訓を心がけていきたいなと思いますし、僕たち4年生はこれを後輩にもちゃんと浸透させて、部全体が部訓を意識した組織になれたらなと思っています。
もう1つが年によって変わる「モットー」で、今年のモットーは「想(おもい)」です。これは自分たちが演奏を通じて発信した想いをいろんなお客様が受け止めてくれ、いろんな人の想いが通じ合う、そんな活動を作っていきたいなと思って設定しました。
--吹奏楽の魅力について教えてください!
-私がもともとやっていた弦楽器との最大の違いは、自分の息が入ることによってより音に厚みが出たり、迫力のある演奏ができたりすることだと思います。そこが奥深いですし、面白いと思います。
-ひとりひとり技術が求められるという意味では個人技かもしれないんですけど、それが集まって、いろんな人の想いや音が合わさった1つの作品をみんなで作ることができるというのが吹奏楽の大きな魅力かなと思います。
--これまでの部活で最も心に残っていることは何でしょうか?
-先日のサマコンのマーチングが終わったあとに、キャノン砲で放たれた銀テープが目の前に振って来た光景がすごく心に残っています。去年まではケガをしてしまったり、鍵盤楽器を担当していたりと舞台袖あたりでいたので、今回マーチングに参加して初めて舞台上からきらきらした銀テープの綺麗な光景を見ることができました。
-僕も先日のサマコンの終演後が心に残っています。みんなのやりきった表情や、お互いをねぎらう感謝の気持ち、嬉しい気持ちがひとつになった瞬間が印象的でした。
手描きデザインや文字のフォントを良い感じに調整してくれた
--Tシャツの感想を教えてください!
-私は高校でもTシャツ係をしたことがあったんですが、厚みとかが素人には難しくてよくわからなくて…ちょうど良い厚みのものを提案していただいたのが良かったです。着やすさもイメージどおりでした。
-手描きのデザインの修正や文字のフォントも良い感じに微妙な調整をしてくれて、細かいところまで作り込んでいただきました。Tシャツを着てマーチングするときは体を動かすので、この機能面や着心地も嬉しいです。
--デザインはいかがでしょうか?
-私達の部活は画伯(笑)が多いのですがきれいに仕上げて頂いてとても助かりました。
特にデザインがどのように出来るかというイメージの出来上がる早さには驚きました。本当にありがとうございました!背面はパートごとのデザインで、胸は今年のサマコンのテーマ「海」を意識して、部のキャラクターのダッキー君を目立つように配置しました。
--これからどういう時にこのTシャツを着たいですか?
-今年だけのデザインなので、本番前の大一番に着たりして大切にしていきたいです。Tシャツは後輩にあげたりして代々受け継がれていくこともあります!
お客様にも、後輩たちにも楽しんでもらうことが目標。
--今後の活動について、意気込みをお願い致します!
-駒澤大学吹奏楽部は、本番が多い部活です。目の前のことに集中してモチベーションを高めながら楽しんで活動し、そしてお客様にも楽しんでもらうことが目標です。僕たち4年生が活動を楽しむことで、他の部員も、そしてお客さんまでも楽しんでいただけるように頑張ります!
-サマコンでは、テーマの「海」に合わせて照明に色をつけたりと新しいことに挑戦しました。まだまだできることがあると思うので、演出や運営で新しいことにどんどん挑んでいきたいです。
インタビュー・写真撮影に応じてくださった駒澤大学吹奏楽部の皆さま、ありがとうございました!インタビュー中に何度も繰り返されていた「楽しむ」という言葉がとにかく印象的でした。物腰やわらかなお二人の言葉の裏側にある、吹奏楽への熱い気持ちに触れることができ、大学生のエネルギーを肌で感じたインタビューでした(^^)
Interview/Writing/Photo:前川
【取材協力】駒澤大学 吹奏楽部の皆さま
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