日本の祭りに彩りを添えるのが伝統的な装束のはっぴです。粋な雰囲気を醸し出す年季の入ったはっぴや腹掛、足袋などの祭り装束は素敵ですが、イヤなニオイや色落ちがあると上手く着こなすことはできません。
色落ちを防ぎ、ニオイをスッキリと落とすためのメンテナンス方法を見てみましょう。
祭りの後のはっぴや腹掛、足袋などの祭り装束は手入れが大切
一般的にはっぴは祭りの際に着用する衣装です。そのため、年間に何度も着用するようなことはなく、多くても2~3回ほどというケースが多いでしょう。
古くから日本では祭事のある日などを「ハレの日」、通常を「ケの日」と呼んで分けていました。はっぴを着て参加する祭りはハレの日のまさにハレ舞台ですから、くたびれたはっぴで参加するのは避けたいものですね。
1年の中でハレの日よりもケの日が圧倒的に多いことから、はっぴを粋に着こなすためには手入れが重要となります。また神輿を担いだり山車を引きまわす動きのある祭りは、運動量も多く大量の汗をかきます。打ち水を浴びることもあるので、はっぴの手入れは祭りの直後に行いましょう。
はっぴなどの祭り装束の上手な手入れ方法とは?
わいわいと大盛り上がりを見せる祭りに参加した後は、本当にくたびれてしまいます。
汗を吸い汚れがついたはっぴを洗濯しようと思いつつ、面倒で放置してしまう方もいるでしょう。また、手洗いをしようと思っていても、手間や面倒がかかることから洗濯機で洗ってしまうという方も多いはず。
しかし、洗濯機ではっぴを洗うことはおすすめできません。
はっぴは洗濯機で洗ってしまうと色落ちや色移りなどを起こしやすいので、あっという間にくたびれてしまいます。また、洗濯機の強い水流で洗うことで痛みが早くなるのも、はっぴを洗濯機で洗うことをおすすめできない理由の1つです。
本来は丁寧に手洗いするのが一番ですが、祭りで汚れてしまったはっぴを全て手洗いするとなると大変な手間がかかります。皮脂汚れが落ちてない場合などは変色や匂いが発生する可能性もあるので、慣れない手洗いは現実的ではないと言えるでしょう。
もしどうしても手洗いする場合は、はっぴが痛まないように手搾りはしないで洗濯ネットに入れ洗濯機の脱水機能を利用して脱水することをおすすめします。
最も確実で現実的なはっぴの手入れ方法は、クリーニングサービスを利用することです。クリーニング店であればはっぴや腹掛、足袋などを最適な方法でクリーニングしてくれます。
もちろんクリーニングのプロが手入れしてくれるので色落ちや洗い残しが原因の変色、クリーニングによるくたびれが出ない方法で丁寧にクリーニングしてくれます。祭りの後のはっぴの手入れは、クリーニングを利用するのが簡単で間違いないと言えるでしょう。
クリーニングが終わったはっぴに袖を通すと祭りに向けて気持ちも引き締まるものですよ。
はっぴを少しでも長持ちさせるためには、無理に自宅でのお洗濯をせずにクリーニング店に依頼をするのがおすすめです。
コストはかかりますが、大切なはっぴの型崩れや色落ち、イヤなニオイ残りなどを防ぐことができますよ。祭の後は、クリーニング店にはっぴを持って行きましょう。
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