お祭りに欠かせない日本の伝統衣装といえば「はっぴ」です。近年は低価格で作れる激安のはっぴも増えており、イベントやキャンペーンのユニフォームとしてオリジナルのはっぴを作る人も増えています。
この激安のはっぴで気になることといえば、品質です。安かろう悪かろうではせっかく作ったはっぴでも着る気が起きませんよね。激安でも安心して着られるはっぴかどうかきちんと確かめてから発注しましょう。今回は、はっぴの質を見極めるチェックポイントを4つ紹介します。
激安はっぴのココをチェック! 品質を見抜くチェックポイント4つ
1. 仕事の丁寧さが窺える「縫製」
着物類の品質チェックで、最も重要といえるのが「縫い目」です。激安のはっぴは機械縫製ですが、縫い目には技術力が明確に現れます。縫い目がキレイに揃っていてほつれや乱れがなければ高品質で安全に着用できるはっぴです。縫い目がガタガタと不揃いだったり、途中で途切れたりしていると、はっぴを着ている最中にほつれてしまう恐れがあります。
バラバラとほどけた部分を周囲に引っ掛けて転びでもしたら大事故になりかねません。縫い目から読み取れる技術力ではっぴの品質を判断してください。
2. 価格が強く影響する「生地」
はっぴにはいろいろな生地が使用されますが、生地の品質には価格が強く影響します。
高価なはっぴであれば着心地のいい高級生地が使われますが、激安のはっぴだとペラペラの安っぽい生地が使われることがよくあります。信頼できる業社なら激安のはっぴでもしっかりした生地を使うので安心安全に着られますが、コストカット最優先で生地の品質が低いはっぴは、少しの衝撃で破れてしまう可能性があります。
生地の品質を確かめるのは難しそうに思えますが、素人でも実際に触れてみれば意外と品質の善し悪しはわかるものです。手触りや丈夫さなどをチェックして生地の品質を確かめましょう。
3. 安全性に大きく関わる「染料」
はっぴに使われているい染料も大切なチェックポイントです。化学物質である染料は、少量でも人体に害をなすリスクが潜んでいます。衣類への仕様が認められている染料であれば十分な安全性は証明されていますが、化学物質過敏症などにより認可を受けている安全な染料でも症状が出てしまうケースもあるので、どんな染料が使用されているのか事前にチェックしておくと安心です。
衣類用の染料で注意したいのが、ホルムアルデヒドという化学物質です。ホルムアルデヒドは発疹や肌あれなどの皮膚障害やアレルギーを引き起こす可能性を持つ化学物質で外衣類は300ppm以下、中衣類75はppm以下と基準が定められています。使用される染料を確認しホルムアルデヒトの含有量が基準以下であることを確認しておけば安心安全に着用できるはっぴです。
4. はっぴの「洗濯方法」
意外と忘れがちなチェックポイントが、洗濯方法です。はっぴの洗濯方法は、生地や染料によって異なります。洗濯機で洗えるもの以外にもドライクリーニングや洗い張りなど家庭では洗えないはっぴもあります。
はっぴの価格が激安でも、クリーニング指定では手入れのコストがかさんでしまい、トータルコストは安くありません。高級はっぴをクリーニングでケアするのは当然ですが、激安で購入したはっぴに対して高いクリーニング料を支払うのは、釣り合いが取れていないといえます。激安はっぴだからこそ、洗濯方法も確認しておかないと経済的な安全を欠いてしまいます。
激安はっぴでも品質が高く、オシャレで長く愛用できるものはたくさんあります。
だからこそ粗悪品をつかまないよう、事前しっかりとチェックをすることが大切です。
お得にはっぴをゲットするためにも、今回のチェックポイントをしっかりと覚えておきましょう。
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