四国八十八か所と聞くと、困難な道のりを想像する人は多いです。
確かに、徒歩で八十八か所もの寺院を巡ることは大変ですよね。
「もうちょっと楽に巡りたい!」という人にご紹介したいのが、四国八十八か所を短時間でめぐる方法です。
一体、どのような方法なのでしょうか?
四国八十八か所を身近に感じられるミニ霊場
四国八十八か所は、四国一周を取り囲むように存在する弘法大師空海に縁が深い八十八か所の札所寺院のことです。
これらの寺院を順番に参拝する行為自体を「八十八か所」と省略して呼んだり「四国遍路」あるいは親しみを込めて「お四国さん」と、呼ぶこともあります。
さまざまな呼び方があることからも、昔の人々のみならず現代の人々に至るまで、高い関心を集めていることがわかりますね。
そんな四国八十八か所を、たった1日でまわる方法があるのです。
それが、ミニ霊場。四国八十八か所を1~2時間程度でまわれる規模にした、いわば四国八十八か所のミニチュア版。
これらのミニ霊場は全国に点在しており、本格的に四国八十八か所参りを行う前のイメージトレーニングを兼ねてお参りしたり、親しみやすい四国巡礼として弘法大師を身近に感じることができる人気スポットとして知られています。
都内にあるミニ霊場・高幡不動尊金剛寺
東京都日野市にある高幡不動尊金剛寺は、アジサイの名所として有名なお寺です。
山内にある四国八十八か所を模したミニ霊場をめぐりながら、6~7月はアジサイの花、9月にはヒガンバナを楽しむことができます。
約1時間程度でまわることができ、アジサイ祭りの季節には順路沿いに掲示される「八十八か所クイズ」を楽しむことが可能。
また、高幡不動尊金剛寺は新選組土方歳三の菩提寺としても知られています。境内には近藤勇や土方歳三両雄の碑、土方歳三の銅像などが展示されており、新選組縁の資料を閲覧することも可能です。
京都府仁和寺にある御室八十八か所霊場
現代ではさまざまな交通手段があり、必ずしも徒歩で四国八十八か所を巡拝しなければならないというわけではありませんが、昔は八十八か所もの霊場をまわることは非常に困難でした。
そこで京都府の仁和寺では、仁和寺29世門跡済仁法親王の御本願によって、四国八十八カ所の霊場から持ち帰った砂を仁和寺の裏山に埋め、その上に四国八十八かを模したお堂を建てて弘法大師を祀りました。
スタンプを押しながらお堂を巡ることができるイベント「八十八か所ウォーク」を年に数回開催しており、お寺と地域の人々や参拝客との交流を図っています。
実際に四国八十八か所を回るのはとても大変ですが、ミニ霊場なら気軽に足を伸ばせます。
なかなか長期休みが取れない方や高齢の方・小さなお子さんも、これなら挑戦しやすいですね。
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