「香川県民はうどんが好き」という話は耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
そんな香川県には、さまざまなうどんにまつわる都市伝説があります。
その中でも驚くものが「香川県の水道の蛇口をひねると、うどんの出汁が出てくる」という噂。
この噂は果たして本当なのでしょうか? 今回は「蛇口からうどんの出汁が出る」という香川県の都市伝説の真実に迫っていきます。
香川の蛇口にまつわる噂が広まった原因は?
「蛇口からうどんの出汁が出る」という話を聞くと「都市伝説なのでは?」と思う方もいらっしゃることでしょう。
もちろん家庭で使用する水道では、水道の蛇口をひねっても出汁は出ません。
このような噂は「ある理由」があったため広がったと考えられています。
この噂の発端となったものは、香川県に多いセルフスタイルのうどん店に置いてある、出汁を積めたタンクです。
店ではお客さんがタンクの蛇口をひねって、自分のうどんに好きなように出汁をかけるという形式でうどんを販売しているのです。
こういった習慣のない他県の方が「蛇口からうどんの出汁が出ている!」と驚き、このような噂が広がったと考えられているのです。
このようにセルフスタイルのうどん店の販売形式から「蛇口から出汁」の噂に発展したとされています。
それでは蛇口をひねったら出汁が出るという噂は、結局のところ実在はしていないのでしょうか。
「蛇口から出汁」は実在した! 高松空港の興味深い取組みとは?
「蛇口からうどんの出汁が出る」という噂ですが、実は「真っ赤な嘘」という訳ではなく、香川県で1か所だけ、本当に蛇口から出汁が出る水道があります。
それは香川県の空の玄関口、高松空港内の一角にあります。
空港内の観光特産品展示PRコーナー「空の駅かがわ」という場所に、この噂が広がった際にその噂を実在させてしまうようなスペースを作ったのです。
蛇口をひねるとイリコベースの透明なうどんの出汁が出て、備え付けの紙コップで試飲をすることができるため、空港内で香川県のうどんの出汁を体験することができます。
このように、香川県では「噂を本当に実現してしまう」という非常に面白い試みを行い、街のPRにつなげています。
残念ながら「空の駅かがわ」ではうどんの販売はしておらず、試飲も1日200人分のみですが、うどんを愛した香川県の魅力が伝わってきますね。
「蛇口から出汁」を体験し、うどんを愛した香川県の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
オリジナルウェア商品選びに
お困りの方へ
「何か作りたいけど、どの商品がいいかわからない…」
そんな方にはラブ・ラボの担当者がヒアリングをさせていただきます!
利用したいシーン、ご予算、製作枚数などお決まりのことやご不明なことは何でもご質問ください。
ラブ・ラボ担当者がお客様の要望に合わせておススメの商品をご提案いたします!