観光旅行などで各地を訪れたときに、名産の食べ物を食べるのは何よりの楽しみですね。
香川県の名産は「うどん」を思い浮かべる人が多いですが、実は香川県には美味しいお菓子もたくさんあります。
なかでも素朴な味わいと不思議な口どけで好評なものが、香川県の伝統のお菓子「おいり」です。
それでは「おいり」とはどのようなお菓子なのでしょうか。今回はおいりについて説明し、どういった時においりを食べている習慣があるのかをご紹介します。
香川県伝統のお菓子「おいり」とは?
おいりはあられの一種です。大きさは直径1センチほどの丸いお菓子で、天然の色素を使っているものも多く、桃色・緑・白・空色・紫・オレンジなどのカラフルなパステルカラーで彩られています。
あられの一種のため外側はカリッとしているのですが、中は空洞で、口に入れるとサッと溶けて広がります。
控えめなやさしい甘みと舌触りの良さで、多くの方に愛されているお菓子の1つですね。
最近では香川県内の土産品店だけでなく、都内の百貨店や香川県のアンテナショップでも販売されています。
お祝い時にお勧め! おいりを食べるタイミングとは?
おいりの歴史は400年以上も前にさかのぼります。
当時の丸亀初代藩主である生駒親正公の姫君がお嫁に行くときに、城下の農民が五色の餅花を煎って作ったおいりを祝い菓子として献上したのが始まりだとされています。
今でも香川県西讃地域では結婚の際のお祝いにおいりはかかせず、披露宴での引き出物や花嫁さんが親戚や近所の方に嫁入りの挨拶をするときの贈り物として受け継がれています。
このような言い伝えから、今では「新しい家族として心を丸く、まめに働いていきます」といった意味が込められているとも考えられるようになっています。
お祝い菓子としてのおいりは、縦8cm 、横4cm 程度の楕円形をした「小判菓子」とともに紅白の化粧箱に入れられて贈るのが正式なのですが、最近はビニール袋に詰めて可愛くラッピングしたものなども人気があります。
こういったことからお土産やプレゼントにおいりを利用する方も増えてきましたね。
花嫁さんのようにかわいくて、優しい味わいの香川県伝統のお菓子、おいり。
結婚式のお祝いとしてだけでなく、お土産物としても大人気ですので、香川県に立ち寄ったら、ぜひ一度ご賞味くださいね。
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