花粉症といえば春先から、早い年だと2月ごろから花粉が飛び始め、5月ごろまでは油断することができません。しかし侮れないのが9月ごろから始まる「秋の花粉症」。
実は春の花粉症にかかりやすい人は、秋にも発症しやすい体質なのです。そこで今回は、秋の花粉症の特徴と予防法や対策法について紹介しています。
秋の花粉症を引き起こす植物
秋の花粉症は、その原因となる植物が春のものとは異なります。
秋の花粉症は、主にイネやブタクサ、ヨモギ、イラクサが原因です。
花粉症を引き起こす代表な植物といえばスギやヒノキで、この2つの植物は晩冬から春先にかけて花粉を飛ばし始めます。
対して秋の花粉症を引き起こす植物は、早いと8月ごろから花粉が飛び始め、9月をピークにして10月ごろに終息します。この時期に目のかゆみや鼻水、咳などの症状があらわれたら秋の花粉症を疑ってみてください。
春の花粉症になる人は秋も要注意。
春の花粉症にかかってしまう方は、秋の花粉症も引き起こしやすいと言われています。
秋の花粉症になったことがないという方も、体調の変化に気を配っておきましょう。
また、秋の花粉症を引き起こす植物の花粉は、春のものに比べて粒子が細かいことが特徴です。秋の花粉症がきっかけで気管支ぜんそくを引き起こしやすくなります。徐々に気温が下がってきて身体の免疫力も低下しやすい時期なので、体調管理には一層気をつけましょう。
秋の花粉症対策や予防はどうしたらいい?
●花粉症の対策は花粉を吸いこまないこと
とても単純なことですが、花粉症対策は花粉を取り込まないことが大切。
花粉症の症状が起こる理由は、人間の免疫のメカニズムにあります。人間は花粉を吸いこんだときに、IgE抗体という抵抗物質を作って身体を守ります。この抗体の量がどんどん増えてしまうことで、花粉に過剰反応してしまう花粉症を発症するのです。花粉症になる方とそうでない方がいるのは、この抗体物質の量の違いだけなのです。
そのため花粉症にはかからない方でも対策は必要。もともとの体質もありますが、なるべく花粉を体内に取り込まないような予防策を取っておきましょう。
秋の花粉症を防ぐ予防策は?
●マスクやスプレーで花粉を寄せ付けない
1つ目の予防策は、外出時にマスクを着用すること。
花粉対策に特化したマスクもありますので、そういったものを利用するといいでしょう。マスクをして外出しても、帰宅した時に自宅内に花粉を入れないよう工夫しましょう。外から帰ってきたら、玄関先で服をはらってから入ることもポイントです。衣服に花粉を付きにくくするスプレーなども販売されているので、そういったアイテムを使用するのもおすすめです。
●手荒いうがい、お風呂で花粉を洗い流す
2つ目はうがいや手洗い、入浴などで花粉を洗い流すこと。
帰宅したらすぐに手や口内についた花粉を洗い流しましょう。風邪をひきやすい秋の季節には、病気予防にもなりますね。そしてなるべく早く入浴することで、身体についた花粉を落とすことも大切です。
症状が進んでしまったら、市販薬を試してみたり耳鼻科や皮膚科、眼科などを受診して花粉症を和らげる薬を処方してもらってもいいでしょう。
いかがでしたか?
花粉症は春だけのものではなく秋にも起こるもの。特にアレルギー体質の方は気を付ける必要があります。
もともと喘息持ちの方は花粉症がきっかけで症状が悪化してしまうこともあるので、花粉症の季節は頻繁に通院するなど、しっかりとケアを続けていくようにしましょう。花粉症の症状がまだないという方も、いつ花粉症になるかはわかりません。普段から対策を取っておくことで、花粉症の発症を遅らせることができるでしょう。
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