「こんぴらさん」は香川県にある「金刀比羅宮」の愛称です。
香川といえばうどんを真っ先に思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、こんぴらさんも負けず劣らない、香川で人気の観光スポットのひとつです。
今回は金刀比羅宮の魅力に迫ります!
金刀比羅宮の歴史
象頭山の中腹に鎮座する金刀比羅宮は、古来より海の神様として、大漁祈願や五穀豊穣などが多くの方々に祈られてきました。
江戸時代には「金刀比羅参り」として金刀比羅宮をお参りする庶民が多くなります。その人気は伊勢神宮をお参りする「お蔭参り」に匹敵するほどで、当時の庶民の憧れの的でした。
現在でも漁業関係や農業殖産、技芸など、さまざまなご利益を祈る神様として信仰を集めています。
金刀比羅宮の石段
金刀比羅宮の大きな特徴が、参道から御本宮まで続く長い石段です。
参道入り口から御本宮までの石段の数は785段。さらにその奥にある奥社までだと1368段もあります。石段を上る前にある店には、参拝客用の杖を無料で貸出しているところもあるほどの数です。
石段の途中にはさまざまな出店が立ち並んでおり、観光客で賑わいを見せています。
また重要文化財にも指定されている「狛犬」や金刀比羅宮の境内への入り口の「大門」など、石段を上りながら見どころを通過するのも金刀比羅宮参りの楽しみ方です。
美術品も魅力的
御本宮まで続く石段の途中には「金刀比羅宮宝物館」「高橋由一館」「表書院」など、宝物や美術品を展示している施設があります。
宝物館では、金刀比羅宮が所蔵する十一面観音像や能面や舞楽面を見ることができます。
高橋由一館では、明治時代の画家で日本近代洋画の祖と呼ばれている高橋由一の作品が見られます。高橋由一は金刀比羅宮とのつながりが深かったゆかりの画家です。
表書院では円山応挙(まるやまおうきょ)の障壁画や襖絵があります。円山応挙は江戸時代に活躍した絵師で、襖絵などは重要文化財に指定されています。また、建物自体も重要文化財で、趣のある建築を楽しむことができるでしょう。
最後の急な石段を上る御本宮と美しい景色が!
御本宮まで続く最後の石段は、これまでの石段と比べて一番傾斜がきつくなっています。
この急な傾斜の133段を上ると、そこには御本宮が。石段を上るのは疲れますが、上りきった後の参拝はご利益にも期待が持てます。
御本宮の近くには展望台もあり、美しい眺望が広がっています。上ってきた高さを実感でき、達成感と絶景で気持ちの良い思いができること間違いなしです。
金刀比羅宮をお参りして魅力を体感しよう!
金刀比羅宮は古来より信仰されており、多くの人が参拝してきました。由緒ある金刀比羅宮は現在でも人気のスポットです。
参道から御本宮までの間だけでもみどころがたくさんあるので、時間に余裕を持って訪れたほうが良いでしょう。
ぜひ自分の足で長い石段を上るとともに、金刀比羅宮の魅力を体験してみてください。
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