暑い夏を乗り切るには、水分補給は欠かせません。マイボトルを持参している「ボトル系男子・女子」も多いのではないでしょうか。
何でも入れられて便利なステンレスボトルですが、中には「入れてはいけない飲み物」もあるのです。中身の選び方やお手入れの仕方を間違うと、食中毒を起こしてしまう可能性も。
今回は、夏を乗り切るためにおさえておきたい「ステンレスボトルの正しい使い方」をご紹介します。
注意! ステンレスボトルに入れてはいけないもの
●清涼飲料水や果汁ドリンクなど「酸性の飲み物」
金属ボトルに酸性の飲み物を入れると、ボトル内が腐食(サビ)して金属中毒になってしまう可能性があります。
古くなったアルミや銅製の容器は要注意。ステンレスでも長時間放置してはいけません。2013年には、保育園で乳酸菌飲料を配るときに銅製やかんを使っていたために、集団金属中毒を起こしてしまったことも。
清涼飲料水やオレンジジュースなど果汁の入った飲み物は、ペットボトルやスポーツ選手が使うような専用ボトルが適しています。
●炭酸飲料や発酵食品など「ガスが発生する飲み物」
炭酸飲料や発酵食品など、ボトルの中でガスを発生させる飲み物も避けるべきです。
炭酸ドリンクや乳酸菌飲料などは、上でご紹介したように酸性の飲み物も多いので、ステンレスボトルには入れないほうがいいでしょう。
密閉されたボトル内で炭酸ガスなどが発生すると、「ボトルが開かなくなる」「中身が噴き出てくる」最悪の場合は「ボトルが破裂する」といった危険性があります。
あまり考えられないケースですが、ドライアイスも禁物です。
●みそ汁やスープなど「固形物が多い飲み物」
みそ汁やスープなど具が入った飲み物を入れると、固形物がボトル内を傷つけてしまう可能性があります。
銅やアルミに比べて、ステンレスは腐食しにくい性質がある金属です。ステンレスボトルの場合コーティングが施されていることも多いです。しかしボトル内が傷つくと、その傷口から酸性飲料やスープの塩分が入り込んで腐食してしまう可能性があります。
出先でスープ類を飲みたい時は、専用の魔法瓶・スープジャーを選びましょう。紙コップなどの使い捨て容器とフリーズドライ食品を活用してもいいですね。
お手入れも簡単! ステンレスボトルの洗い方
●金属ボトルに「塩素系」漂白剤は厳禁!
ステンレスボトルの悩みのひとつが、底にこびりついた茶渋です。しかし、ステンレスをはじめとする金属の食器には、「塩素系」の漂白剤を使ってはいけません。
塩素系は、陶器製の急須についた茶渋落としに便利ですが、ステンレスや銅などの金属に使用すると腐食(サビ)してしまうことがあるのです。
なお、茶渋を防ぐためにこまめに洗うのも大切ですが、クレンザーなどの研磨剤はボトルを傷めてしまうので避けましょう。
●しつこい茶渋には「酸素系」漂白剤か「重曹」がおすすめ!
ステンレスボトルのつけ洗いには、「酸素系」の漂白剤か「重曹」がおすすめです。
40度前後のぬるま湯に混ぜて浸け置きすると、茶渋がきれいになくなります。酸素系漂白剤の量は、1L(1000ml)に対して5ml程度が目安。小さいサイズならごくわずかで良いでしょう。
さらに掃除用品と思われがちな重曹は、お菓子作りや料理にも使うもの。一日5gという少量であれば食べても害はないので、ひどい茶渋には大さじ1,2杯入れても問題ありません。
どちらの洗い方もよく水洗いしてから使ってくださいね。
ステンレスボトルはいつでも冷たい飲み物が飲める上、経済的にもお得な夏の必需品です。使い方を心得ておけば、長く安心して使うことができます。便利なお供を携えて、うだるような夏を乗り越えましょう!
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