香川県高松市から北に13キロ、瀬戸内海に浮かぶ「直島」は、島全域に美術館や芸術作品がある「アートの島」です。
東岸の「本村エリア」、南部全域の「美術館エリア」、そして西岸の港「宮ノ浦エリア」に分かれ、それぞれ魅力的なアート作品や建築芸術があります。
今回は香川県が誇る芸術の島「直島」について、各エリアのおすすめスポットをご紹介します。
【本村エリア】空間体験アート 安藤忠雄「ANDO MUSEUM」
安藤忠雄氏の「ANDO MUSEUM」は、一見するとただの古民家といった印象の建物です。ところが足を踏み入れてみると、家の中にはコンクリートの建物が!
この入れ子状の建築作品は、「古民家の梁とコンクリート」「外から差し込む光と闇」、さらには「直島の過去と現在」のコントラストを表現しているといいます。他の美術館に比べると開館時間が短い特徴がありますが、これも光をテーマとした作品ならではの特徴だと言えるのではないでしょうか。
所在地: 〒761-3110 香川県 香川郡 直島町736-2
開館時間: 午前10時~午後4時半 (休館日:毎週月曜)
【美術館エリア】香川の文化村プロジェクト「ベネッセアートサイト直島」
南部にあるベネッセアートサイト直島、通称「美術館エリア」は、「自然・建築・アートの共生」をテーマとした現代芸術のリゾート施設です。半径500mのエリアに3つの美術館と20の屋外展示作品が集結した芸術エリアで、その規模や作品数・クオリティともに国際的に高い評価を得ています。
美術館「ベネッセハウスミュージアム」の他に、宿泊施設「オーバル」「パーク」「ビーチ」、レストラン棟「テラス」も備えています。たくさんの作品があるので、ぜひ泊りがけでゆっくり回ってみてください。
所在地: 〒761-3110 香川県 香川郡 直島町 字京ノ山3419
開館時間: 午前8時~午後9時(年中無休)
ベネッセハウス屋外作品の目玉「草間彌生『南瓜』」
ベネッセハウス周辺にはたくさんの芸術作品が集っていますが、ここを訪れたら絶対に見ておきたい作品が草間彌生氏の作品『南瓜(黄)』です。
前衛芸術の女王と呼ばれ2016年には文化勲章を受章した草間氏が、1994年に作ったこの巨大オブジェ。自然あふれる直島に鎮座するビビットカラーのかぼちゃは、一度見たら忘れられないインパクトがあります。記念撮影がしたい方は、日当たりのいい午前中に訪れましょう。
また、次にご紹介する宮ノ浦エリアにも、『南瓜(赤)』が展示されています。こちらは人の背丈よりも大きなオブジェで、中に入ることも可能です。
【宮ノ浦エリア】アートの島の玄関口「海の駅 なおしま」
直島西部の宮浦港にある「海の駅 なおしま」は、フェリーや高速船の船着き場、バス乗り場が集まる直島の玄関口です。芸術の島のターミナル施設だけあって、70m×50mもの巨大な屋根に覆われた斬新なデザインの建築物です。
2006年に日本の建築芸術ユニット「SANAA(サナア)」が手がけたこの建築作品は、建築界のノーベル賞とも称される「プリツカー賞」を受賞しました。敷地内にはバスターミナルだけでなく、広大な待合室やギャラリースペースなども完備されています。
所在地: 〒761-3110 香川県 香川郡 直島町 2249−40
営業時間: 午前8時半~午後6時 (年中無休)
香川県高松市⇒直島アクセス: 「高松港」から宮浦まで約60分
本州・岡山県⇒直島アクセス: 「宇野港」から宮浦まで約20分
直島は、島全体が芸術で彩られた「アートの島」として世界的に評価の高い場所です。
「芸術はよくわからない」という方もいるかもしれませんが、自然の中に突如として表れる非日常的な建物作品は、観光地としても一見の価値あり。ぜひ一度訪れてみてください。
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