四季折々の自然が楽しめる日本。秋は天体観測にも違った趣きがあります。夜の時間が長くなるので秋は天体観測に適した季節です。たまには星空を眺める時間を作ってみてはいかがでしょうか?
今回は秋の天体観測で探したい「秋ならではの星座」をご紹介します。秋の夜空にはどんな星座が煌めいているのでしょうか。
天体観測初心者は「ペガススの四辺形」を探してみよう
天体観測ではまず「大三角形」と呼ばれる星座を探すことが一般的ですが、秋は春夏冬と違って大三角形が輝きません。しかし、代わりに「ペガススの四辺形」と呼ばれる星座を見ることができます。
ペガススの四辺形は「秋の大四辺形」とも呼ばれます。秋を代表する星座「ペガスス座」と「アンドロメダ座」の2つの星座の中から、4つの大きな星をつないだものです。ペガススの四辺形は9月から11月にかけて、北東から東の空にかけて見ることができます。
秋の天体観測は「カシオペヤ座」が基準
一口に秋の星座と言っても空は広く、「何を基準に星座を探していいのかわからない」という人もいるかもしれません。
そんな時は、「カシオペヤ座」を基準にしてみましょう。
カシオペヤ座は北極星付近にあり、1年を通して地平線に沈まない星座として有名です。秋のカシオペヤ座は、北東の空に見つけることができます。アルファベットの「W」のような形をしているので、星座にあまり詳しくないという人でもすぐに見つけることができるでしょう。
カシオペヤ座の東側に目を向けると、アンドロメダ座とペガスス座があり、大四辺形も見つけることができるはずです。さらにカシオペヤ座の少し下にはペルセウス座がある他、大四辺形からずっと下に目を向けるとくじら座が見つかります。少々見つけにくいかもしれませんが、南の空にはみずがめ座やみなみのうお座、やぎ座などを見ることができます。
秋は防寒対策をしっかりして出かけよう!
秋の天体観測は空気が澄み始め、夏よりもきれいに星を見ることができます。特に天気の良い日に山の上などに行くと、満点の星空を楽しめるでしょう。
しかし秋の夜は寒さも増してくるので、防寒への配慮を欠かさないようにしてください。テントを張り、ゆっくりとお酒やコーヒーを飲みながら天体観測するのもおすすめです。
月明かりのない日は天体観測にぴったりの夜です。
余計な明かりの届かない山や草原では、アンドロメダ大銀河も楽しめます。アンドロメダ座付近にあるこの銀河は地球からもっとも近くにあり、秋には肉眼でも確認できます。
四季の表情が豊かな日本は、天体観測でも季節の違いを満喫できます。レジャーを楽しむ「スポーツの秋」やグルメを巡る「食欲の秋」もいいですが、「星空の秋」というのもお洒落でよいのではないでしょうか。
大切な人や仲間を誘って、秋ならではの星座を楽しんでみてくださいね。
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