香川といえばうどんが有名ですが、「秋祭り」も見逃せない魅力のひとつです。各地で200年以上受け継がれてきた神事は、荘厳で大迫力なものばかり。今回はその中から、秋の行楽におすすめの3つの秋祭りをご紹介します。
町屋を抜ける太鼓台と獅子舞「宇多津秋祭り」
1つ目は綾歌郡宇多津町で毎年10月下旬に開催される「宇多津秋祭り」を紹介します。宇多津秋祭りは、「宇夫階(うぶしな)神社」と「塩竈神社」の例祭を合わせて、合計で3日間行われる秋祭りです。
宇多津秋祭りの魅力は、古い街並みの間を十数台の太鼓台が練り歩く景観です。太鼓台と呼ばれる山車が、町屋の軒先や電柱すれすれのところを通る様子はまさに圧巻。その行列を追う獅子舞の踊りも見逃せません。
鮮やかな太鼓台や獅子舞を見に行ってみてはいかがでしょう。
色とりどりのちょうさが魅力「さぬき豊浜ちょうさ祭」
2つ目は観音寺市豊浜町で開催される「さぬき豊浜ちょうさ祭」です。
毎年10月の第2週末に催される「ちょうさ祭り」は、五穀豊穣や豊漁、平安を祈願して行われる伝統的なお祭りです。
3日間にわたって行われるこのお祭りの魅力は、23台の豪華絢爛な「ちょうさ」という特別な山車。各地区伝統のちょうさや法被はどれも異なる特徴があり、それを見比べて楽しむこともできます。金曜の午後から始まるお祭りは、日曜の夕方まで盛り上がりつづけます。ぜひ間近でちょうさの迫力を味わってみてくださいね。
金刀比羅宮例大祭
3つ目は仲多度郡琴平町で開催される「金刀比羅宮例大祭(こんぴらのみや れいたいさい)」です。
毎年10月9日~11日の3日間行われるこのお祭りでは、厳かで多種多様な神事を見物することができます。江戸時代から続く伝統的な神事で、平安絵巻さながらの神興行列は圧巻の一言。
9日は16時から「宵宮祭(よいみやさい)」、10日は21時から「御神幸(おみゆき)」という神事が行われます。深夜には「行宮着御祭(あんぐうちゃくぎょさい)」という管弦の演奏と大和舞が行われるので、こちらも聞き逃せません。そして翌朝11日の10時からは「献馬式(けんばしき)」、14時からは「金刀比羅舞(ことひらぐう)」、16時から「八少女舞(やおとめまい)」が行われ、21時ごろ祭典が終了します。
秋祭りというとにぎやかなイメージが強いですが、本宮から御旅所へと移る総勢500名の行列は、なかなか見ることができない光景です。毎年決まった日程で行われるので、今年の行楽の予定に組み込んでみてはいかがでしょうか。
今回は10月に開催される3つの秋祭りを紹介しましたが、香川県にはほかにもたくさんの秋祭りがあります。鉾八幡宮例大祭や白鳥神社秋季大祭、大野原八幡神社秋季例大祭など、太鼓台やちょうさなどが乱舞するお祭りは必見です。
日程はその年によって変わることもあるので、お目当ての秋祭りがあったらまずは日程をチェックしてみましょう。旅行の日程とあわせて秋祭りを楽しんでみてくださいね。
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