秋といえば「読書の秋」! 夜の時間が長くなる秋は、まさに読書にぴったりの季節です。ですが近年若者の活字離れが進み、1か月に1冊も本を読まないという方も増えています。「読書をしたいけど時間がない」という方もいれば、「興味はあるけど最後まで読めるか不安……」という方もいるでしょう。
そこで今回は短い時間でも手軽に読める、おすすめの青春小説を5つ紹介します。
今日からいろいろな本に触れてみませんか?
●『夜は短し歩けよ乙女』/森見登美彦
2017年にアニメ化されたことでも話題の『夜は短し歩けよ乙女』。
主人公の「先輩」は「黒髪の乙女」に心惹かれ、彼女の目に留まるべく「ナカメ作戦」を決行。さまざまな出来事に巻き込まれていく独特の世界観を描いた青春小説です。
森見登美彦氏の作品はほかにも『四畳半神話体系』や『夜行』など話題の作品も多いので、気になるものから手に取ってみてもいいでしょう。
●『もういちど生まれる』/朝井リョウ
5つの青春小説を1冊にまとめた短編集。
人間を構成している「友情」「恋愛」「感情」などのテーマを、全5話の主人公が代弁してくれるような作品です。様々な視点から青春時代をとらえた爽快な内容は、どんな人でも共感できる部分があるのではないでしょうか。朝井リョウ氏は『桐島、部活やめるってよ』の著者でもあり、どちらも注目の作品ですね。
●『ノルウェイの森』/村上春樹
2016年にノーベル文学賞候補にもなった村上春樹。その作品を読んだことがない方に第1冊目としておすすめしたいのが、『ノルウェイの森』です。
葛藤や苦悩そして解放など、青春のいわば裏側を書いたようなこの1冊は、世界中で『問題作』として大きな反響を呼びました。否定的な感想が多い反面、共感したという感想もまた多い、賛否ある作品です。ぜひ手に取ってみて自分の目で確かめてみてください。
●『夢をかなえるゾウ』/水野敬也
ダメダメな主人公のもとに突如現れた巨象「ガネーシャ」。
「成功したいんやろ?」と言って、主人公に靴磨きやコンビニに行くなど、胡散臭い教えばかりを説きます。「こんなんで成功できるのか?」と思う主人公とガネーシャとの掛け合いがたまらなくおもしろい自己啓発本です。
本が苦手な方でも読みやすく、200万部もの大セラーになったのにもうなずける1冊です。
●『君の膵臓をたべたい』/住野よる
2016年の本屋大賞第2位にも選ばれた、話題の青春小説です。
主人公が病院でたまたま見つけた文庫本は、実はクラスメイトの少女が描いた日記でした。その日記を読んで、彼女は膵臓の病気で余命が短いということを知ります。友達でも恋人でもないけれども特別な2人がつむぐ、素敵な物語です。表題のインパクトとは異なる、爽やかな読後感に浸れる作品です。
いかがでしたか?
今回はおすすめの青春小説5作を紹介しましたが、ほかにも魅力的な青春小説は山のように存在します。「10行で物語に入り込めたものは最後まで読める」とも言います。読書に興味はあってもなんとなく気が進まない方は、まず冒頭の10行だけ読んでみてはいかがでしょう。お気に入りの1冊を見つけるためにたくさんの本と触れ合ってみてくださいね。
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