市販のTシャツにオリジナリティを出したい、Tシャツの黄ばみを隠したいという時におすすめなのがTシャツの紅茶染めです。
きれいなアンティークベージュに染まるので、ナチュラルな雰囲気に簡単にリメイクできます。
作り方も紅茶で煮るだけという手軽さなので、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
用意するもの
・染めたいTシャツ(化繊は染まらないので、化繊でないもの)
・大きめのなべ
・紅茶のティーバッグ 4~10個
・塩
染めムラを防ぐために、なべはTシャツが泳ぐくらい大きめのものを用意します。
ティーバッグは安いものでOK。濃いめに煮出すのがコツです。
なべや水の量に応じて加減してください。
塩は染めた後の色落ち防止に使用します。
(1)Tシャツを濡らしておく
紅茶の色素はタンパク質に染まりやすいという性質を持っているので、ウールやシルクのほうが染まりやすく、綿や麻など植物繊維は染まりにくくなっています。
化繊は染まらないので、天然素材でできているTシャツを使いましょう。
ムラになるのを防ぐため、Tシャツはあらかじめ水に濡らしておきます。
(2)なべで紅茶を煮出し、Tシャツを入れる
Tシャツが泳ぐくらいの量の水を沸かし、紅茶を煮出します。
濃いめに作るのがコツです。
ティーバッグが気軽ですが、紅茶の茶葉でも構いません。
規定の倍ほどの量を入れるとしっかりと色素が出ます。ティーバッグを使う時は取り出しやすいよう、ティーバッグの紐の部分をひとまとめにしておきましょう。
お湯に紅茶の色が出たらティーバッグを取り出して火を止め、Tシャツを入れます。
色素は紅茶が冷めて行く時に入るので、なべの火を入れっぱなしにしておく必要はありません。
ムラができないよう、時々菜箸でかき混ぜましょう。
なべの紅茶は染めなおしに使うこともあるので、捨てずに取っておきます。
(3)色が落ちるのを塩で防ぐ
紅茶が冷めたらTシャツを取り出し、ムラがないかチェックします。
もしムラができていて「やり直したい」と思ったら、そのまますぐ水洗い・脱水し、再び先ほどの紅茶をわかしなおしてTシャツを入れれば、染めなおしができます。
きちんと染まっていたら、今度は洗面器や別のなべにTシャツがひたひたになるくらいのぬるま湯を入れ、Tシャツ1枚につき大さじ1の塩を加えて1時間ほど置きます。
時々かき混ぜて、塩分が繊維に染み渡るようにしてください。
塩のぬるま湯に移し替える際、絞るとムラの原因となるのでTシャツを絞らないようにしてください。
塩につけると、紅茶の色と塩に含まれるミネラル分が結合するので、色留めの効果があるのです。
このあと、水洗いして乾かせば完成です。
紅茶染めは家であるものででき、キッチンやお風呂場などを汚しにくいというメリットもあります。
Tシャツの素材や水、紅茶の量、放置する時間などによって染まり方が異なるので、いろいろ試してオリジナルTシャツを作ってみてくださいね。
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