世界にひとつしかないオリジナルTシャツを着て海外に行く際には、イラストや写真内の「デザイン」に気をつける必要があります。
特に「指」をモチーフにしたオリジナルTシャツには要注意。
日本では特に問題を感じない指の形だったとしても、実は他の国では悪い意味を持つサインとして使われている場合もあるので、相手に誤解を与えてしまうことも。
そのTシャツのせいで相手を不快な気持ちにさせたり、怒らせてしまってトラブルに巻き込まれてしまうという可能性もあります。
今回は日本と海外では意味が異なる「指のサイン」について紹介していきます。
海外でトラブルにつながるかもしれない、4つの「指のデザイン」
1.ピースサイン
相手の方に手のひらを向け、人差し指と中指を立てる「ピースサイン」。
「はいチーズ」と言われてこのポーズをする人も多いですし、オリジナルTシャツに使う場合もありますよね。
この指のサインは欧米では「victory(勝利)」という意味があり、特に悪い意味ではありません。
しかしギリシャではピースサインは「犯罪者に物を投げる時の指の形」であることから、失礼で侮辱的な表現に変わってしまうので注意する必要があります。
また自分の方に手のひらを向けたピースサインは、オーストラリアやイギリスなどでは性的な侮辱を表現する意味合いがあるため、こちらも気をつけたいですね。
2.相手に手のひらを向ける
相手に手を振ったりタクシーを止める時、日本人なら手のひらを大きく開いて相手に向けるのが普通ですよね。
日本ではとてもポジティブな印象のある手元なので、オリジナルTシャツにも使いやすいモチーフと言えます。
しかしギリシャでは、相手に手のひらを向けると「相手に泥を塗る」という表現になり、相手に対してとても失礼なサインになってしまいます。
もしギリシャでこのような手振りをしてしまいそうになった時は、指を揃えて手のひらは下に向けるように気をつけましょう。
3.サムズアップ
グーの形から親指を立てた「サムズアップ」は、欧米で「GOOD」の意味があるサイン。他にも「GOOD LUCK」や「OK」のような意味でも使われています。
フェイスブックの「いいね!」のアイコンもこの形ですし、Tシャツにも使いたくなる手の形ですよね。
しかしサムズアップは南米や中東・南アフリカでは、性的な侮辱を表すサインとして使われているため、相手を怒らせてしまう可能性があります。
4.親指と人差し指で○を作る
親指と人差し指で○を作るのは、日本ではお金を表したり、「OK」の意味で使うことが多いもの。
しかし南米やフランスでは、親指と人差し指とで作った○はゼロ・役立たずと言う意味で使われています。
日本では○はイメージの良い形ですが、海外で着用したいオリジナルTシャツを作る際には気をつけたいですね。
穏やかな海外旅行には「知識」が必要
日本では良い意味で使われる指のサインでも、他の国ではとても失礼な意味として受け取られてしまうこともあります。
海外に行く際には、オリジナルTシャツのデザインに何か問題がある表現はないか、しっかり事前に確認してから着用をするようにしましょう。
また、デザインだけではなく普段の行動からも、これらのサインを出さないように気をつけることが大切です。
トラブルが起こってから「知らなかった」といっても遅すぎます。
楽しい海外旅行のために、その国のルールを覚えておきましょう。
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