ポロシャツのデザインが、楽しく演じる後押しになれば
香川県立丸亀高等学校 演劇部の皆さま
6月中旬、香川県丸亀市の丸亀高等学校で取材をさせていただいたのは、同校・演劇部の皆さま。
昨年度の全国高校総合文化祭で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した演劇の名門校です。
そして実は、インタビュアー・前川の母校でもあります。放課後の雰囲気に懐かしさを感じながら取材をさせていただきました。
新しいことにチャレンジしたいと思っていたので、この部活に入りました
--現在の部員数を教えてください。
-現在は部員22名で活動しています。ほとんどが初心者で、本格的な演劇の経験者はいません。
--なぜ演劇部に入部されたのでしょうか?
-私は特に入りたい部活がなくて、勧誘されて来たんですけど、その時の雰囲気がすごく楽しくて。高校に入ったら新しいことにチャレンジしたいと思っていたので、この部活に入りました。
-私は中学生のときに演劇を一度したことがあって、高校でも部活としてやっていけたらいいなって思って入りました。
--どのような活動をされていますか?
-普段は大会や、発表会・文化祭に向けて劇を作って練習をしています。3年生は基本的にコンクールで次の大会に進めなかったらそこで引退となりますが、今年は全国大会があるのでまだ引退していません。さらに全国大会で上位4校に入賞すれば、国立劇場で上演させていただける機会もあります。
1時間の劇のために費やす膨大な時間とパワー
--練習ではどのようなことを行っていますか?
-セリフを読んだりそれに動きをつけたりしています。コンクールの劇は1時間構成なので、1時間通してやってみてそこから修正や改善をしたり、創作脚本の場合は一度作った台本を直したりすることもあります。動きで伝える部分も多くあるので、見ている側にちゃんと伝わるように改善を重ねます。
あと、発声や筋トレなどの基礎練も行っています。体幹がしっかりしていないと声がきちんと出せなくなるので、「体の内側から」声を出すという意識が大事です。
--練習の内容は先生が決めるのでしょうか?
-先生が提案してくださることもありますが、だいたいは劇ごとの「演出」という役割の部員が主体になって決めています。
--どのように学業と両立していますか?
-僕は部活が終わって帰ったら、授業の復習をしています。時間に限りがあるので、復習だけは欠かさずに行っています。大変ですが、なんとかやっていっています。
練習するのはもちろん、見て学ぶことも多い演劇の世界
--目標とするチームはありますか?
-学校によって様々な雰囲気や伝統があり、どこを見ても「ここがすごい」という発見があります。香川県内だと、高松桜井高校さんがよく四国大会に推薦される高校です。演技力も高く、演出の使い方も私たちとはちょっと違った雰囲気でやっていて、技術もすばらしいです。そういう点では高松桜井高校さんは尊敬もしますし、負けたくないと思う高校の1つです。
--これまでの部活動で最も心に残っていることは何でしょうか?
-やっぱり、昨年度の全国大会で先輩方と1年間やってきた劇が日本一っていう形で認められた瞬間が一番印象に残っています。
-僕は先週初めて参加した公演が心に残っています。始まるまでは不安だったんですけど、いざやってみるとお客様が笑ってくれたりしたのが気持ちよくて、やっぱり楽しいなって思いました。
演劇部が、「応援される部活」であるために
--部のモットーや心がけていることがあれば教えてください。
-演劇部には掟があって、内容は「挨拶をきちんとする」とか、「授業中寝ない」とかです(笑)。当たり前のことなんですけど、私たちが目指す『応援される部活』であるためには、そういう当たり前のことが出来ていないといけないので、代々続いているこの掟は常に心に置いています。
--演劇の魅力とは何でしょうか?
-いつもの自分と違うキャラクターを演じるということは、その人の生き方や人生を演じるということなので、いろんなことを知れるんですよ。演劇を見ることでも、いろんな知識が入ってきて視野が広がるので、私はそれがすごく楽しいです。
-私は、演劇を部活としてやっているんですけど、「お客様の前ではプロ」だと考えています。見に来てくださるお客さんに向けていろんなことを発信できたり、いろんなことを感じてもらえたりするとすごく嬉しくて、やりがいがあるなと思います。
楽しい劇をポロシャツのデザインで後押ししたい
--今回ご注文いただいたポロシャツの感想を教えてください!
-私はピンクがすごく好きなんですけど、発色も良くて、みんなが着てるのを見るとすごくかわいいなって思いました。夏に劇を演じているとやっぱりすごく暑くなるんですが、この素材だと汗をかいたときでも涼しくいられるのかなと思っています。
-普段ピンクのデザインの服を着ることがないんですが、着てみたら意外といいなって思いました(笑)。
--デザインでこだわったところはありますか?
-まず、今の劇の楽しいイメージを表現したいなと思いました。劇中でヲタ芸をするシーンがあるのでそれを入れて、あとはアイドルが登場するのでそのイメージでハートも入れました。今回の劇はすごく楽しい内容なので、自分たちも楽しんで演じることができるよう、デザインでその後押しができればと思いました。部活のときはもちろん、大会とかで外に出る時でも自分たちのアイデンティティとして着れたらいいなと思います。
日本一という目標が、成長することにも楽しむことにも繋がっていく
--他のチームには負けないPRポイントがあれば教えてください!
-私たちは劇だけでなく部活自体を向上させることをモットーにしています。今の部員は自分が思っていることに対してまっすぐやっていく気持ちがすごく強いです。目標が1つに定まったら、そこに一直線に進んでいけるのが強みだと思います。
--これからの活動について、意気込みをどうぞ!
-集大成である全国大会で、日本一になることが一番の目標です。そこに向かうには、1つ1つのことをしっかりと確実にこなしていくということが不可欠だと思うので、着実にかつ楽しみながら部活に励んでいきたいと思っています。
-全国大会で最優秀になることだけでなく、貴重な全国大会出場の経験を活かして、それ以降の大会にも励んでいきたいなと思っています。
-僕は演技に関してはまだできることがあまりないので、当たり前のことを完璧にして、とにかく全力で部活を楽しみたいと思います。
貴重な練習時間を割いてインタビューに応じてくださった丸亀高校演劇部のみなさん、本当にありがとうございました!なんとこの日は地元のテレビ局まで取材に来ており、世間の注目度の高さを感じました。3度目の全国最優秀に向けてこれからも練習(と勉強もね!)に励んでください(^^)
Interview/Writing/Photo:前川
【取材協力】香川県立丸亀高等学校演劇部の皆さま
・blog:http://marukou-drama.jugem.jp/
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